あなたのWEBサイトは、どんなテーマを扱っていますか?
SEOを考慮すると、様々なテーマを扱うWEBサイトよりも、あるテーマに関する記事だけを取り扱っていく方が検索結果で上位表示する傾向にあります。
もし、ブログ記事のようにテーマ性にまとまりのない記事を毎日書かれている場合は、テーマ性についてぜひ意識していただきたいです。
WEBサイト(ドメイン)は親テーマをもっている
SEOで検索して上位表示しているサイトを例にしてみましょう。SEO HACKSという株式会社NYLEさんが運営するオウンドメディアはこの記事を書いた2017年1月17日時点で「SEO」の単一キーワードで1位をとっています。
サイトの構成や内容も、SEOに焦点を絞られており、皆さんにもこのサイトのテーマ性をはっきりと認識いただけると思います。
これは、WEBサイト(ドメイン)全体の親テーマがSEOということになります。SEOをさらにカテゴリー別けしていくと、コンテンツ作りに関するカテゴリーや、キーワード選定に関するカテゴリー、キーワードスタッフィングやAMPなどの用語の意味を紹介するカテゴリー、などに分けられます。
これらは、SEOというテーマのなかでもさらに細かくテーマ分けされるとこになるので、子テーマと呼ばれています。
カテゴリー分けすることで、クローラーの巡回に好影響
このカテゴリー分けはとても重要で、クローラーが「このサイトはどういうテーマのコンテンツを扱っているのか」を判断しやすくなります。また、カテゴリー一覧などを通して、同じカテゴリー内をクローラーが回遊しやすくなるので、サイトの解析が向上することが見込めます。
カテゴリーの分け方
カテゴリー別けが重要であることはお分かりいただけたかと思いますが、やみくもにカテゴリー分けをすればいいのかというとそうではありません。
カテゴリー別けでSEOに好影響な結果を出すためには、検索結果で上位表示させたいキーワードをまず決めなければなりません。
最も重要視しているキーワードは、親テーマになっているはずです。
SEOで検索結果の上位表示を狙っていれば、サイト内の記事はSEOに関するものばかりになり、それがサイト全体のテーマになるのは必然的ですよね。
カテゴリー別けされたカテゴリーは、テーマでいう子テーマに等しいです。
つまり、サイト全体のテーマが「SEO」であったとして、SEOだけの記事をたくさん書いてれば「SEO」という単一キーワードで1位を取れるかというと、そんな簡単なものではありません。
実際にキーワードプランナーでSEOの月間ボリューム数を調べてみると約21万ボリュームあります。
ある程度大きな検索ボリューム数のあるキーワードである「SEO」で上位表示を狙っているのであれば、まずは関連するキーワードでボリュームが低めなところにある良質なコンテンツ作りに関する説明記事や、キーワード選定に関する説明記事、SEOに関連する用語の説明記事、最新のGoogleがアナウンスした情報紹介など、大きく分類するとこのような記事を書いていくことになると考えられます。
この場合、これらの記事をそれぞれカテゴリー別けし、検索結果で上位表示していくことを目指していければ、テーマのピラミッドが完成します。
もちろん最頂点にあるのが、「SEO」というキーワードで、その下に「SEO キーワード」、「SEO コンテンツ」、「SEO 用語」などがある状態です。
しかし、これだけのカテゴリー構成であってもSEOでの上位表示は難しいです。なぜなら、SEOに関連する記事を大量にかつ網羅的に掲載しているサイトやブログが多数あるからです。これらのサイトよりも上位表示に立つためには、それだけ多くのコンテンツが必要になります。
そのため、「SEO キーワード」というカテゴリーであっても、さらにその下には「SEO ニッチ キーワード」、「SEO キーワード 選定」など細かくページを分けて網羅的に「SEO キーワード」というカテゴリーを攻略していく必要があります。
つまり、検索結果で上位を取りやすいニッチキーワードを攻略していき、それが属するカテゴリーを攻略できたら、次のカテゴリーでSEOを行い、まさにピラミッドを積み上げていくかのごとく、最頂点にある一番取りたいキーワードを目指していくのです。
まとめ
ここでは、SEOを考える上でサイトのテーマ性はとても重要で、そのテーマ性をユーザーにもクローラーにも認識しやすくするために、カテゴリー分けが重要であるということを説明しました。
もし、あなたのサイトでカテゴリー分けがしっかりできていない場合は、カテゴリー分けをすることをオススメします。